設立記念講演会「障害者はかわいそうを乗り越える。善意から生まれるパターナリズム」
2025年8月9日から24日まで開催。

あなたの「善意」が相手を傷つける。それが日本のパターナリズムです。
この講演会は、医療機関・介護施設・障害者自立支援、福祉作業所、グループホーム等に従事する方、行政機関のほか、障害当事者やそのご家族にも参加して欲しいと願っています。
私たち支援者は、利用者や患者に対して「寄り添う」「見守る」ことを大切にし、それを「支援」と呼んで日々の仕事に取り組んでいます。
けれども、ふと立ち止まって考えてみたとき、 「寄り添う」とは何でしょうか? 「見守る」とは何でしょうか?
そもそも「支援」とは一体、何を指しているのでしょうか? わかっているようで、言葉にしようとすると難しい。
このセミナーは、そんな問いを、皆さんと一緒に考えてみる場です。
出発点として、「障害者はかわいそうだ」という、誰もが一度は抱いたことのある感情を取り上げます。
この感情は、支援者の善意のはじまりかもしれません。
しかし同時に、その善意がどれほど患者や利用者を傷つけ、自律や自立を妨げてしまうのか―― 現場で起きた実例を通して見つめ直します。
いま、日本の医療・介護・福祉の現場に深く根を下ろす「パターナリズム」は、国連からも厳しく批判されています。
これは、私たち一人ひとりが向き合うべき課題であり、しかも簡単には乗り越えられない壁でもあります。
支援のあり方を見直そうとして、職場で孤立してしまった。
問題意識はあっても、行動に移せず悩んでいる―― そんな方にも、ぜひこのセミナーに参加してほしいのです。
あなたの問いや迷いは、けっして一人のものではありません。
このセミナーが、「同じ思いをもつ仲間と出会える場」となることを願っています。
代表
開催概要
- 主催
- 日本身障運転者支援機構。インクルージョンジャパン
- 会期
- 2025年8月9日~24日(この期間であればいつでも視聴できます)
- 配信方法
- 本セミナーはWEB開催です。YouTubeまたはvimeoの動画サーバーから配信します。上記開催期間中であれば、いつでも視聴することができます。
- 視聴方法
- 専用の視聴ページを設けますので、このページからご視聴ください。視聴ページは開催一週間前をめどに申込者へメールでご案内いたします。
- 参加資格
- どなたでもご参加いただけます。
- 参加費用
- 今回のみの特別料金です。1,100円/1人(税込)*但し、日本身障運転者支援機構が発行する運転支援者証をお持ちの方は無料で参加できます。
- 申込
- 下段の申込フォームよりお願いいたします。開始は7月1日です。(申し込み締め切りは8月8日)
- 注意点
- 本講演会は、視聴期間以降も視聴できるようになりますが、参加費が異なります。
- 主な内容
- 以下は予定です。
〇テーマ1:国連勧告と日本の障害者政策・障害者総合支援法
予告編
〇テーマ2 「障害者はかわいそう」を乗り越える- 予告編
セミナー予定7/14更新
- 導入)その笑顔は誰のものですか?
- 支援とは何か?支援はいとも簡単に「教育」へ変質する
- 支援とは何か?沈黙の力
- 国連障害者権利委員会の総括所見
- パターナリズムとは?善意が引き起こす差別
- パターナリズムの構造 祖霊信仰、家、氏制度
- 日本人の「かわいそう」感と医療福祉
- 最新版 障害者差別解消法と医療、福祉
- 事例紹介
- まとめ「障害者とは何者か?」「支援とは何か」
- たった一羽の蝶がこの地球の全重量を支えている
- お手続きの流れ
-
- 1,このページ下段の申込フォームよりお申込
- 2,申込直後に自動返信メールが着信します。このメールに記載された銀行口座宛に参加費をお振込みください。(期限は一週間です)
- 3,送金確認後に確認メールを登録アドレス宛に送信いたします。
- 4,開催開始日の一週間前をめどに、視聴ページのURL他のご案内を、登録メールアドレスあてに送信いたします。
- 5,指定された視聴ページからご視聴
講演者のご紹介
講師 Sato Masaki
経歴 日本身障運転者支援機構理事長・日本障害者モータースポーツ協会会長・インクルージョンジャパン代表者・社会活動家・作家・議員アドバイザー
申込開始は7月1日からです。